2023年04月14日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第14週 (4/3~4/9)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第14週
・定点医療機関からの報告総数は480人(定点当たり13.7)で、前週比89%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザと水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は45人(1.3)で、前週比115%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.2)の約0.6倍であった。
日南(3.0)、宮崎市(2.3)、中央(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から2歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は294人(8.2)で、前週比117%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.4)の約1.3倍であった。
中央(15.0)、都城(13.0)、日南(11.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年4月14日更新)