2024年03月01日

今週の注目される定点把握対象疾患
2024年第8週 (2/19~2/25)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は 2,261 人(定点当たり46.0)で、前週比 85%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は 467 人(8.1)で、前週比 84%と減少した。
高千穂(17.0)、小林(12.3)、延岡(10.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は 15 歳未満が全体の約 4 割を占めた。

【インフルエンザ】
報告数は 1,179 人(20.3)で、前週比 77%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.1)の約 3.3 倍であった。
延岡(34.4)、高鍋(22.3)、高千穂(21.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は 15 歳未満が全体の約 9 割を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は 362 人(10.1)で、前週比 115%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.4)の約 1.1 倍であった。
日南(21.0)、小林(17.7)、都城(15.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は 1 歳から 4 歳が全体の約 6 割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年2月29日更新)