2022年01月14日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第52週(12/27~1/2)
2022年第1週 (1/3~1/9)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第52週
・定点医療機関からの報告総数は442人(定点当たり13.0)で、前週比69%と減少した(年末年始含む)。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と水痘で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と手足口病であった。

第1週
・定点医療機関からの報告総数は495人(定点当たり14.3)で、前週(年末年始含む)比110%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は47人(1.3)で、前週比82%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.60)の約2.2倍であった。
日南(3.3)、宮崎市(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は2歳以下が全体の約9割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は300人(8.3)で、前週比171%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.3)の約0.9倍であった。
高鍋(14.3)、都城(11.8)、小林(9.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年1月14日更新)