2023年04月21日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第15週 (4/10~4/16)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第15週
・定点医療機関からの報告総数は621人(定点当たり16.8)で、前週比123%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は372人(10.3)で、前週比127%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.5)の約1.6倍であった。
日南(23.3)、小林(18.0)、都城(17.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約6割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は35人(0.97)で、前週比219%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.23)の約4.2倍であった。
宮崎市(2.30)、延岡(1.75)、高鍋(0.75)、日南(0.67)保健所からの報告で、年齢群別は1歳から3歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年4月21日更新)