2022年12月30日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第51週 (12/19~12/25)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第51週
・定点医療機関からの報告総数は377人(定点当たり10.9)で、前週比119%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、RSウイルス感染症及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は55人(0.95)で、前週比458%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.3)の約0.1倍であった。
日南(4.0)、宮崎市(1.6)、小林(1.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【RSウイルス感染症】
報告数は41人(1.1)で、前週比241%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.84)の約1.4倍であった。
小林(5.0)、宮崎市(1.6)、都城(1.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から4歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年12月30日更新)