2022年05月13日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第17週 (4/25~5/1)
2022年第18週 (5/2~5/8)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第17週
・定点医療機関からの報告総数は303人(定点当たり8.7)で、前週比92%と減少した。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

第18週
・定点医療機関からの報告総数は206人(定点当たり6.3)で、前週比72%と減少した(祝祭日の休診含む)。
 なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は32人(0.89)で、前週比76%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.77)の約1.2倍であった。
高鍋(4.0)、日向(2.0)、延岡(1.3)、宮崎市(0.3)保健所から報告があり、年齢群別は2歳以下が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は138人(3.8)で、前週比65%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.7)の約0.6倍であった。
都城(8.5)、日向(4.8)、宮崎市(3.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年5月13日更新)