2021年02月12日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第5週(2/1~2/7)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第5週
定点医療機関からの報告総数は497人(定点当たり14.1)で、前週比107%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は96人(2.7)で、前週比113%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.73)の約3.7倍であった。
日南(7.7)、中央(6.0)、都城(4.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は282人(7.8)で、前週比118%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(12.0)の約0.7倍であった。
宮崎市、高鍋(10.8)、都城(9.5)、小林(8.7)保健所からの報告が多く、年齢群別1~2歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年2月12日更新)