2023年09月01日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第34週 (8/21~8/27)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,607人(定点当たり33.4)で、前週比110%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、手足口病及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は987人(17.0)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
延岡(28.7)、日向(19.3)、小林(18.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は184人(3.2)で、前週比106%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.06)の約52.9倍であった。
日南(9.6)、日向(5.2)、小林(3.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【手足口病】
報告数は98人(2.7)で、前週比134%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.3)の約2.0倍であった。
延岡(5.0)、中央(5.0)、日向(4.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年9月1日更新)