2022年01月28日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第3週 (1/17~1/23)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第3週
・定点医療機関からの報告総数は753 人(定点当たり21.0)で、前週比114%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は131 人(3.6)で、前週比187%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.88)の約4.1 倍であった。
宮崎市(8.3)、日南(5.7)、中央(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6 ヵ月から2 歳が全体の約8 割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は96人(2.7)で、前週比145%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.1)の約1.3倍であった。
日南(26.3)、中央(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約6割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年1月28日更新)