2023年11月17日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第45週 (11/6~11/12)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は1,597人(定点当たり36.2)で、前週比109%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症及び咽頭結膜熱で、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は129人(2.2)で、前週比128%と増加した。
高千穂(16.5)、中央(6.5)、延岡(3.7)保健所の報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は808人(13.9)で、前週比110%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.35)の約39.7倍であった。
高千穂(44.0)、延岡(19.0)、小林(17.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は130人(3.6)で、前週比140%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.49)の約7.3倍であった。
宮崎市(8.0)、延岡(4.3)、中央(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約7割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年11月17日更新)