2023年07月07日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第26週 (6/26~7/2)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第26週
・定点医療機関からの報告総数は1,714人(定点当たり37.2)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は560人(9.7)で、前週比134%と増加した。
延岡(17.4)、高千穂(13.0)、高鍋(12.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は426人(7.3)で、前週比108%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.09)の約84.1倍であった。
中央(59.0)、都城(12.0)、宮崎市(7.9)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は212人(5.9)で、前週比77%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.51)の約11.5倍であった。
小林(12.7)、延岡(10.5)、日向(6.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年7月7日更新)