2023年01月27日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第3週 (1/16~1/22)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第3週
・定点医療機関からの報告総数は1,470人(定点当たり31.7)で、前週比117%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は985人(17.6)で、前週比106%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(28.8)の約0.6倍であった。
延岡(28.3)、宮崎市(24.1)、都城(15.6)保健所からの報告が多く、年齢群別は10歳未満が全体の約6割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は409人(11.7)で、前週比144%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.8)の約1.1倍であった。
小林(17.0)、宮崎市(15.3)、高鍋(15.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年1月27日更新)