2024年02月16日

今週の注目される定点把握対象疾患
2024年第6週 (2/5~2/11)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は3,501人(定点当たり69.4)で、前週比86%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、感染性胃腸炎及び手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は786人(13.6)で、前週比76%と減少した。
小林(30.5)、延岡(23.0)、中央(15.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約半数を占めた。

【インフルエンザ】
報告数は1,961人(33.8)で、前週比86%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(13.1)の約2.6倍であった。
宮崎市(45.3)、延岡(38.0)、中央(37.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約9割を占めた。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は95人(2.6)で、前週比127%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.48)の約5.5倍であった。
中央(13.0)、日南(5.7)、宮崎市(2.6)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約7割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年2月16日更新)