2023年12月29日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第51週 (12/18~12/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は3,584人(定点当たり72.2)で、前週比88%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はインフルエンザと咽頭結膜熱であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は222人(3.8)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。
延岡(9.4)、小林(6.3)、日向(4.8)保健所の報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は2,577人(44.4)で、前週比83%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(5.0)の約8.9倍であった。
延岡(91.0)、中央(77.5)、高鍋(58.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約7割を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は139人(3.9)で、前週比86%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.73)の約5.3倍であった。
中央(10.0)、都城(7.3)、延岡(4.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から6歳が全体の約9割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2024年1月4日更新)