2023年03月10日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第9週 (2/27~3/5)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第9週
・定点医療機関からの報告総数は979人(定点当たり22.9)で、前週比86%と減少した。
、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は511人(8.8)で、前週比73%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.2)の約1.4倍であった。
日向(17.8)、延岡(15.4)、都城(13.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は379人(10.5)で、前週比87%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.8)の約1.2倍であった。
小林(17.7)、中央(14.0)、都城(13.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約4割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年3月10日更新)