2023年02月24日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第7週 (2/13~2/19)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第7週
・定点医療機関からの報告総数は1,652人(定点当たり35.8)で、前週比92%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと流行性耳下腺炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は1,049人(18.1)で、前週比78%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(14.2)の約1.3倍であった。
延岡(40.6)、小林(24.5)、日向(21.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は521人(14.5)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.2)の約1.6倍であった。
中央(29.0)、小林(20.3)、都城(18.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年2月24日更新)