2023年03月17日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第10週 (3/6~3/12)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第10週
・定点医療機関からの報告総数は990人(定点当たり22.7)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は544人(9.4)で、前週比106%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(3.7)の約2.5倍であった。
日向(16.8)、延岡(15.7)、高鍋(11.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は341人(9.5)で、前週比90%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.5)の約1.1倍であった。
小林(18.3)、宮崎市(11.0)、都城(10.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年3月17日更新)