2023年05月26日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第20週 (5/15~5/21)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第20週
・定点医療機関からの報告総数は1,115人(定点当たり27.3)で、前週比153%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は134人(2.3)で、前週比112%と増加した。
高千穂(17.0)、延岡(2.6)、高鍋(2.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約4割を占めた。

【インフルエンザ】
報告数は263人(4.5)で、前週比192%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.20)の約22.7倍であった。
小林(10.5)、中央(9.5)、都城(7.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は170人(4.7)で、前週比218%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.66)の約7.1倍であった。
宮崎市(9.1)、延岡(5.5)、都城(4.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約8割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年5月26日更新)