2023年03月31日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第12週 (3/20~3/26)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第12週
・定点医療機関からの報告総数は689人(定点当たり16.7)で、前週比94%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザ、感染性胃腸炎及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は308人(5.3)で、前週比92%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.7)の約3.2倍であった。
日向(13.0)、延岡(9.9)、高鍋(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は283人(7.9)で、前週比92%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.1)の約1.1倍であった。
都城、中央(12.0)、高千穂(11.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年3月31日更新)