2022年12月23日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第50週 (12/12~12/18)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第50週
・定点医療機関からの報告総数は 308 人(定点当たり 9.1)で、前週比 109%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、咽頭結膜熱及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は 187 人(5.2)で、前週比 102%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.6)の約 0.6 倍であった。
中央(11.0)、日南、小林(6.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は 1 歳から 3歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】
報告数は 29 人(0.81)で、前週比 91%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約 0.7 倍であった。
延岡(3.3)、日向(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は 1 歳から 2 歳が全体の約 8 割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年12月22日更新)