2023年06月30日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第25週 (6/19~6/25)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第25週
・定点医療機関からの報告総数は1,683人(定点当たり38.9)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は新型コロナウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザ、手足口病及びヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は419人(7.2)で、前週比123%と増加した。
中央(19.0)、日向(9.2)、延岡(9.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は395人(6.8)で、前週比84%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.09)の約75.1倍であった。
都城(16.4)、中央(10.0)、日南(9.8)、小林(9.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は276人(7.7)で、前週比76%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.50)の約15.4倍であった。
小林(13.7)、延岡(9.5)、日向(8.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約7割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年6月29日更新)