2023年01月13日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第1週 (1/2~1/8)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第1週
・定点医療機関からの報告総数は937人(定点当たり19.2)で、前週(年末年始含む)比187%と増加した(年始含む)。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は705人(12.4)で、前週比376%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(17.5)の約0.7倍であった。
延岡(24.0)、中央(17.0)、高鍋(16.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【感染性胃腸炎】
報告数は175人(4.9)で、前週比115%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.9)の約0.6倍であった。
中央(13.0)、高鍋(6.8)、小林(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年1月13日更新)