2023年04月07日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第13週 (3/27~4/2)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第13週
・定点医療機関からの報告総数は576人(定点当たり15.4)で、前週比92%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と水痘で、減少した主な疾患はインフルエンザと咽頭結膜熱であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は39人(1.1)で、前週比195%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.0)の約0.6倍であった。
中央(4.0)、日向(1.8)、宮崎市(1.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月から3歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は252人(7.0)で、前週比89%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.4)の約1.1倍であった。
都城(14.3)、日南(11.3)、日向(6.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年4月7日更新)