2023年03月24日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第11週 (3/13~3/19)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第11週
・定点医療機関からの報告総数は740人(定点当たり17.9)で、前週比79%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は335人(5.8)で、前週比62%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約2.5倍であった。
延岡(12.6)、高鍋(9.0)、日南(6.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は308人(8.6)で、前週比90%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.8)の約1.1倍であった。
小林(14.0)、都城(10.5)、宮崎市(9.2)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年3月24日更新)