2022年12月16日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第49週 (12/5~12/11)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第49週
・定点医療機関からの報告総数は289人(定点当たり8.4)で、前週比100%と横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は21人(0.58)で、前週比191%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.65)の約0.9倍であった。
小林(3.7)、都城(1.2)保健所からの報告が多く、年齢群別はすべて3歳以下であった。

【感染性胃腸炎】
報告数は184人(5.1)で、前週比105%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.2)の約0.6倍であった。
小林(7.3)、日南(6.7)、宮崎市(5.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から5歳が全体の約6割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年12月16日更新)