2016年11月28日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・46週(11月14日~11月20日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は826人(定点当たり25.0)で、前週比115%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎とインフルエンザで、減少した主な疾患は手足口病と流行性耳下腺炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は496人(13.8)で、前週比138%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(13.7)の約1.0倍であった。小林(29.7)、中央(19.0)、宮崎市(17.2)保健所からの報告が多く、年齢別は1~4歳が全体の約半数を占めた。
【手足口病】
報告数は101人(2.8)で、前週比86%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.4)の約2.0倍であった。日南(9.0)、中央(8.0)、延岡(3.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年11月25日更新)