2015年07月03日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・26週(6月22日~6月28日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は929人(定点当たり27.4)で、前週比95%とやや減少した。前週に比べ増加した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【手足口病】
・報告数は203人(5.6)で、前週比110%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.2)の約1.1倍であった。中央(15.0)、日南(9.7)、延岡(7.8)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳以下が全体の約6割を占めた。
【ヘルパンギーナ】
・報告数は177人(4.9)で、前週比126%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.2)と同程度であった。日南(14.3)、中央(10.0)、小林(7.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年7月3日更新)