2015年07月10日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・27週(6月29日~7月5日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は1,026人(定点当たり32.3)で、前週比118%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患は水痘と手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【手足口病】
・報告数は306人(8.5)で、前週比151%と増加した。流行警報レベル開始基準値※を3週連続で超過した。例年同時期の定点当たり平均値※※(6.0)の約1.4倍と多い。中央(28.0)、小林(16.0)、延岡(11.8)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。
【ヘルパンギーナ】
・報告数は171人(4.8)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値※※(6.2)の約0.8倍であった。日南(12.3)、中央(8.0)、延岡(7.8)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年7月10日更新)