2015年11月15日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・45週(11月2日~11月8日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は797人(定点当たり25.0)で、前週比93%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と伝染性紅斑と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は手足口病であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】
・報告数は490人(13.6)で、前週比96%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値※(10.6)の約1.3倍であった。小林(25.7)保健所からの報告が多く、年齢別では1~3歳が全体の約4割を占めた。
※過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値。

【流行性耳下腺炎】
・報告数は51人(1.4)で、前週比170%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(1.0)の約1.4倍であった。小林(6.3)、延岡(6.0)保健所からの報告が多く、年齢別では4~6歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年11月13日更新)