2018年05月14日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年17・18週(4/23~5/6)

【定点把握の対象となる5類感染症】
~17週~
定点医療機関からの報告総数は1,093人(定点あたり31.6)で、前週比113%と増加した。
なお、前週(第16週)に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は特にない。
~18週~
定点医療機関からの報告総数は707人(定点あたり21.8)で、前週比69%と減少した(連休の休診含む)。
なお、前週(第17週)に比べ増加した主な疾患は流行性角結膜炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと流行性耳下腺炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【手足口病】
報告数は188人(5.2)で、前週(第17週)比101%とほぼ横ばいであり、例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約4.6倍である。
延岡(11.5)、日南、高千穂、中央(各7.0)、宮崎市(6.2)保健所からの報告が多く、年齢別では1~3歳が全体の約8割を占めている。

【咽頭結膜熱】
報告数は38人(1.1)で、前週(第17週)比69%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)とほぼ同率である。
日南(2.3)、高鍋(1.8)、宮崎市(1.5)保健所からの報告が多く、1~3歳が全体の6割以上を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年5月11日更新)