2020年07月10日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第27週(6/29~7/5)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第27週
定点医療機関からの報告総数は320人(定点当たり8.9)で、前週比92%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は96人(2.7)で、前週比112%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.5)の約1.1倍であった。
宮崎市(5.1)、延岡(4.3)、日南(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【感染性胃腸炎】
報告数は146人(4.1)で、前週比78%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(7.2)の約0.6倍であった。
小林(8.3)、日南、日向、中央(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~2歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年7月10日更新)