2020年10月30日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第43週(10/19~10/25)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第43週
定点医療機関からの報告総数は260人(定点当たり7.8)で、前週比86%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は水痘とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は71人(2.0)で、前週比113%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.6)の約1.2倍であった。
日南(7.0)、延岡(5.3)、宮崎市(1.6)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【ヘルパンギーナ】
報告数は24人(0.7)で、前週比53%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.6)の約1.1倍であった。
宮崎市(1.9)、都城(0.5)、延岡、高鍋(0.3)保健所からの報告で、年齢群別は1歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年10月30日更新)