2016年08月01日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・29週(7月18日~7月24日)


◎定点医療機関からの報告総数は665人(定点当たり20.9)で、前週比76%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は手足口病と伝染性紅斑で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎とヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【伝染性紅斑】
報告数は50人(1.4)で、前週比122%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.38)の約3.7倍であった。小林(6.3)、高鍋(2.3)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【ヘルパンギーナ】
報告数は156人(4.3)で、前週比68%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(6.2)の約0.7倍であった。日南(12.0)、中央(8.0)、都城、日向(各4.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年7月29日更新)