2018年01月19日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年2週(1/8~1/14)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は3,613人(定点当たり68.9)で、前週比148%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は水痘である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は3,117人(52.8)で、前週比155%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(23.4)の約2.3倍である。
延岡(91.9)、都城(61.9)、小林(61.6)保健所からの報告が多く、年齢別は10歳未満が全体の約半数を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は296人(8.2)で、前週比133%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(11.8)の約0.7倍である。
小林(18.7)、日南(16.3)、高千穂(10.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約3割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年1月19日更新)