2022年07月08日

今週の注目される定点把握対象疾患
2022年第26週 (6/27~7/3)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第26週
・定点医療機関からの報告総数は375人(定点当たり10.4)で、前週比125%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、感染性胃腸炎と手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【感染性胃腸炎】
報告数は204人(5.7)で、前週比111%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.7)の約0.8倍であった。
日南(19.3)、小林(10.0)、日向(6.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約半数を占めた。

【手足口病】
報告数は66人(1.8)で、前週比287%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(4.6)の約0.4倍であった。
日南(7.0)、都城(3.8)、延岡(3.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2022年7月7日更新)