2020年04月10日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第14週(3/30~4/5)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第14週
定点医療機関からの報告総数は302人(定点当たり9.1)で、前週比90%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は85人(2.4)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)と同様であった。日南(8.7)、宮崎市(3.9)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【感染性胃腸炎】
報告数は125人(3.6)で、前週比74%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.3)の約0.4倍であった。
中央(12.0)、日南(7.3)、日向(5.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約半数を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年4月10日更新)