2018年12月14日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年49週(12/3~12/9)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は861人(定点当たり28.1)で、前週比111%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと流行性角結膜炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は522人(14.5)で、前週と同率で、例年同時期の定点当たり平均値*(16.1)の0.9倍である。
小林(36.0)、日南(21.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約5割を占めている。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は128人(3.6)で、前週比98%とほぼ横ばいで、例年同時期の定点当たり平均値*(2.4)の約1.5倍である。
延岡(8.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は3~8歳が全体の約7割を占めている。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年12月14日更新)