2020年07月31日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第30週(7/20~7/26)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第30週
定点医療機関からの報告総数は327人(定点当たり9.8)で、前週比82%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はヘルパンギーナで、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は89人(2.5)で、前週比64%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.6)の約1.5倍であった。
延岡(8.3)、日南(4.3)、宮崎市(2.9)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約3割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は42人(1.2)で、前週比162%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(3.5)の約0.3倍であった。
都城、延岡(3.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年7月31日更新)