2018年05月01日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年16週(4/16~4/22)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は971人(定点当たり28.1)で、前週比115%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は467人(13.0)で、前週比116%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(12.1)の約1.1倍である。
小林(21.0)、都城(20.0)、日南(19.0)、中央(18.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約3割を占めている。

【手足口病】
報告数は145人(4.0)で、前週比105%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.2)の約3.3倍である。
中央(11.0)、高鍋(6.5)、宮崎市(5.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の8割以上を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年4月27日更新)