2019年03月08日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年9週(2/25~3/3)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,128人(定点当たり26.1)で、前週比81%と減少した。
なお、前週に比べ増加した疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はインフルエンザと水痘である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は516人(8.8)で、前週比62%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(25.3)の約0.4倍である。
延岡(14.4)、都城(10.1)、宮崎市(10.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では10歳未満が全体の約半数を占めている。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は149人(4.1)で、前週比126%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(2.0)の約2.1倍である。
延岡(7.3)、高鍋(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~6歳が全体の約6割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年3月8日更新)