2018年08月03日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年30週(7/23~7/29)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は704人(定点当たり22.4)で、前週比97%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はヘルパンギーナで、減少した主な疾患は手足口病である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は70人(2.0)で、前週比99%とほぼ横ばいであり、例年同時期の定点当たり平均値*(0.54)の約3.7倍である。
延岡(6.0)、高鍋(3.3)、中央(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では6ヶ月~1歳が全体の約8割を占めている。

【手足口病】
報告数は162人(4.6)で、前週比66%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(7.4)の約0.6倍である。
小林(11.3)、高千穂(9.0)、日向(7.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4歳が全体の約8割を占めている。

【ヘルパンギーナ】
報告数は58人(1.7)で、前週比207%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(4.1)の約0.4倍である。
日南(5.0)、延岡(4.0)、小林(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3歳が全体の約7割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年8月3日更新)