2020年08月07日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第31週(7/27~8/2)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第31週
定点医療機関からの報告総数は 376 人(定点当たり 11.3)で、前週比 116%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は 95 人(2.6)で、前週比 107%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.6)の約 1.6 倍であった。
延岡(8.0)、日南(6.3)、宮崎市(3.3)保健所からの報告が多かった。

【ヘルパンギーナ】
報告数は 77 人(2.1)で、前週比 183%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(3.6)の約 0.6 倍であった。
都城(7.8)、日南(5.0)、延岡(3.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は 1~2 歳が全体の約 8割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年8月7日更新)