2020年05月15日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第18週(4/27~5/3)
    第19週(5/4~5/10)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第18週
定点医療機関からの報告総数は228人(定点あたり6.5)で、前週(第17週)比83%と減少した。
前週に比べ増加した主な疾患は水痘で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

第19週
定点医療機関からの報告総数は148人(定点あたり4.2)で、前週(第18週)比65%と減少した(祝祭日の休診含む)。
前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は29人(0.83)で、前週(第18週)比45%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(2.5)の約0.3倍であった。
日南(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は5~6歳が全体の約3割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は74人(2.1)で、前週比76%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.9)の約0.2倍であった。
中央(5.0)、都城(3.7)、小林(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~5歳が全体の約6割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年5月15日更新)