2017年10月06日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・39週(9月25日〜10月1日)

【定点把握の対象となる5類感染症】

定点医療機関からの報告総数は678人(定点当たり22.9)で、前週比114%と増加した。なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナである。

【インフルエンザ・小児科定点からの報告】

【RSウイルス感染症】
報告数は204人(5.7)で、前週比100%と横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(3.1)の約1.8倍である。中央(19.0)、延岡(18.5)、高千穂(10.0)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~2歳が全体の約8割を占めた。
【咽頭結膜熱】
報告数は53人(1.5)で、前週比95%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.69)の約2.1倍である。中央(6.0)、小林(3.7)、都城(2.7)保健所からの報告が多く、年齢別は1~4歳が全体の約7割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年10月6日更新)