2018年01月26日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年3週(1/15~1/21)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は5,615人(定点当たり102.8)で、前週比149%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は流行性耳下腺炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は5,013人(85.0)で、前週比161%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(36.6)の約2.3倍である。
延岡(145.4)、都城(95.9)、日向(93.2)、中央(92.5)保健所からの報告が多く、年齢別は10歳未満が全体の約6割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は415人(11.5)で、前週比140%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(12.9)の約0.9倍である。
小林(31.3)、日南(21.3)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約3割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年1月25日更新)