2020年04月03日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第13週(3/23~3/29)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第13週
定点医療機関からの報告総数は354人(定点当たり10.1)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は伝染性紅斑で、減少した主な疾患はインフルエンザと水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は92人(2.6)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(2.3)の約1.1倍であった。
宮崎市(5.3)、日南(4.7) 、都城(2.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では2~6歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は174人(4.8)で、前週比100%と横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(9.2)の約0.5倍である。
小林(9.7)、中央(9.0)、都城(7.5)、日南(7.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4歳が全体の約半数を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年4月3日更新)