2018年03月16日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年10週(3/5~3/11)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,292人(定点当たり33.9)で、前週比87%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はインフルエンザである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は529人(9.0)で、前週比48%と減少し、例年同時期の定点当たり平均値*(22.1)の約0.4倍である。
小林(18.4)、都城(12.4)、日南(11.6)保健所からの報告が多く、年齢別は10歳未満が全体の半数以上を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は497人(13.8)で、前週比133%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(12.3)の約1.1倍である。
小林(28.3)、日南(26.0)、日向(19.5)保健所からの報告が多く、年齢別は1~4歳が全体の半数以上を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年3月16日更新)