2021年04月09日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第13週(3/29~4/4)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第13週
定点医療機関からの報告総数は505人(定点当たり14.4)で、前週比111%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は246人(6.8)で、前週比131%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.53)の約12.8倍であった。
宮崎市(13.2)、中央(11.0)、高鍋(8.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~3歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は178人(4.9)で、前週比93%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.2)の約0.6倍であった。
小林(10.3)、都城(8.5)、日南(5.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年4月9日更新)