2017年07月21日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・28週(7月10日〜7月16日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は1,177人(定点当たり34.9)で、前週比106%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎とヘルパンギーナで、減少した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【手足口病】
報告数は504人(14.0)で、前週比103%とほぼ横ばいであるが、例年同時期の定点当たり平均値*(4.3)の約3.3倍である。
日南(27.0)、小林(25.7)、日向(20.8)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は189人(5.3)で、前週比183%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(5.3)のほぼ同率である。
日向(14.3)、延岡(7.8)、日南(7.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約半数を占めた。

★定点からの報告★
報告なし。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年7月21日更新)