2017年10月27日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・42週(10月16日〜10月22日)

【定点把握の対象となる5類感染症】

定点医療機関からの報告総数は615人(定点当たり19.5)で、前週比110%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と手足口病である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【咽頭結膜熱】
報告数は33人(0.92)で、前週比72%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.77)の約1.2倍である。
都城、小林(2.7)保健所からの報告が多く、年齢別は1~3歳が全体の約7割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は333人(9.3)で、前週比174%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(7.8)の約1.2倍である。
中央(23.0)、小林(15.0)、日向(13.3)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~2歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年10月27日更新)